はじめに
絵を描くのが苦手でもできる?
ラインスタンプって、絵が上手だったり、デザインのセンスがある人向けの仕事だよね・・・と思っていませんか?
少し前まではそれは間違いではありませんでしたが、最新のAIツールを使えば、画像もデザインもあっという間にできるようになりました。
この記事では、今まで手間をかけて作っていたラインスタンプを、最新のAIツールを使って簡単に作る方法ををご紹介します。
この方法を応用すれば、実は他のAI副業もできるようになりますので、まずは副業のステップアップとして始めてみてはいかがでしょうか。
「ラインスタンプ作り」をおススメする理由
- AIツールを使いこなせるようになる
- 初期投資がかからない
- スキマ時間にできる
- グローバルな市場がある(多言語で作れる)
いろんな国の言葉で作るのも楽しい!翻訳はChatGPTがやってくれるよ
現在のラインスタンプについて
ラインスタンプ市場は成熟していますが、LINE Creators Marketの登場により、プロアマ問わず多くのクリエイターがスタンプ制作に参入しやすくなりました。
人気が出ると、継続的に収入が得られる可能性があり、また企業やメディアとのコラボレーションできるチャンスも生まれます。
今回使うツール(すべて無料)
スタンプ作りの準備
以下の3つだけです。
1.ChatGPTに登録する
2.Vrewをダウンロードする
3.LINE Creators Market(ライン クリエイターズ マーケット)に登録する
【徹底解説!】ChatGPTの始め方と使い方のコツは以下の記事でご紹介しています。
実際にスタンプ作りを始めよう
ChatGPTを開く
まずはChatGPTにどんなスタンプを作ったらいいか聞いてみます。
こんな感じです。
「LINEスタンプを作って販売したいです。人気の出そうなLINEスタンプを教えてください」
そうすると、こんな答えが返ってきました。
表情豊かなキャラクター: 個性的で愛らしいキャラクターは、使い手の感情を代弁してくれるため、幅広いシーンで使えるスタンプとして人気です。
日常的な挨拶や返答: 「おはよう」「ありがとう」「ごめんね」など、日常会話で頻繁に使われるフレーズを含むスタンプは常に需要があります。
季節やイベント: 正月、バレンタインデー、クリスマスなど、季節のイベントに合わせたスタンプはその時期に集中して売れる傾向があります。・・・・・・すごく返答が長かったのでこれ以降は割愛します
今回は「季節やイベント」のスタンプ案を採用して作っていきます。
ChatGPTで名前を考えます
ChatGPTに再度聞いてみます。
「ラインスタンプで売れそうな「夏のイベント」の名前を10個出してください」
海の日 – 海への感謝を表し、ビーチやマリンスポーツの楽しさを描く。
花火大会 – 夏の夜空を彩る華やかな花火や浴衣姿の人々。
夏祭り – 縁日の食べ物やゲーム、盆踊りなど、夏祭りの賑わい。
盆踊り – 地域ごとの伝統的な踊りや音楽、夏の夜のひとときを楽しむ風景・・・等々
10個出してくれましたが、後ろに長々と説明も付いていたので、次に 「次に説明文なしで名前だけください」と再送したところ、その答えがこれです。
もちろんです。以下に「夏のイベント」の名前を10個挙げます。
海開き
花火大会
夏祭り
盆踊り
七夕祭り
夏休み
ビーチバレー大会
サマーキャンプ
ひまわり祭り
山開き
良い感じだったので、これを採用します。
Vrewのサイトを開きます
初めからうまく作ろうとせずに、「まずは慣れる」ことが大切です。
サイトを開くと、このように説明がポップアップで出てきますので閉じます。
新規作成を押します。
テキストから動画を作成を選びます。
正方形1:1を選びます。
作成する画像は、ホラー系、子ども向けなどいろいろなジャンルを選ぶことができます。
今回は最初なので「スタイルなし」を選んで次へ
この画面が開いたら、「テーマ」と「台本」を入力します。
テーマには、自分で分かりやすい名前を(適当で大丈夫です)、
本文には先ほどChatGPTで作成したスタンプの名前をコピペします。
右側のスタイルプレビューで設定を行います。
今回作成するのはラインスタンプの画像のみなので、AI音声をオフ、続いてフリービデオとBGMをオフにしていきます。
続いて画像のテイストを選びます。
設定が終わったら、確認ボタン、、続いて完了を押します。
画像が生成されるまでしばらく待ちます。
スタンプに入れる言葉を決めます
ChatGPTに指示を出します。
「ラインスタンプを作りたいので、web上の情報を元に人気の出そうなメッセージを10個考えてください。ラインスタンプでよく使われる言葉で、日本語でお願いします メッセージは、下記の言葉のイメージに合うものをお願いします。」
下記のイメージとは、先ほどChatGPTに作ってもらった10個の言葉で、それも同時に入力します。
「夏祭りだよ!」 「海、来たよ!」 「花火、キレイ…」 「盆踊り、楽しもう!」 「七夕に願いを」 「夏休み、最高!」 「ビーチバレー、勝つぞ!」 「サマーキャンプ、冒険だ!」 「ひまわり、笑顔満開!」 「山開き、頂上目指して!」
では続いて言葉の選択肢を増やしたいので、bing AI chatにも同じ質問をしてみました。
bing AI chatは、Googleのアカウントを持っていれば簡単に登録して使えます。
bing AI chatに、ChatGPTと同じ質問をしてみたところ、
1. 海開き: 「夏の始まり!海で楽しい時間を過ごそう!」 2. 花火大会: 「夜空に花火が咲く瞬間は魔法のよう」 3. 夏祭り: 「浴衣を着てお祭りを楽しもう!」 4. 盆踊り: 「輪になって楽しく踊ろう!」 5. 七夕祭り: 「願い事を書いて短冊に飾ろう」 6. 夏休み: 「思いっきり遊ぼう!」 7. ビーチバレー大会: 「砂浜で熱いバレーボール対決!」 8. サマーキャンプ: 「自然の中で友達と思い出を作ろう」 9. ひまわり祭り: 「黄色いひまわり畑が一面に広がる」 10.山開き「新緑の山でハイキングを楽しもう!」
ChatGPTと、bing AI chatのどちらにも聞いて、どちらか良い方、あるいはどちらも使うのもアリだと思います。(同じ画像で、言葉だけ、あるいは言語を変えても大丈夫)
ChatGPTもbing も、質問の仕方によって答えも変わってくるので、工夫してみてください。
ここまでできたら、あともう少し!
画像に言葉を入れていきます
Vrewに戻って、以下赤丸の部分の言葉を先ほど考えた言葉に直していきます。
コピペでも、直接修正でも大丈夫です。
この言葉は、スタンプ上に貼られる言葉です。慎重に色やフォント、大きさ、位置など自由に決めていきます。
・左側画像の文字辺りにカーソルを近づけると、文字の設定が出てきます。さらにその詳細を押すとフォントや文字の大きさを変えることができます。
・文字の設定は個別にも一括でもできます。一度に大量に作る時は一括での設定をおススメします。
- 画面上のツールバーから書式を押す
- 文字の大きさ、太さ(B)、フォント、色等好きなものに変えていく
- 文字を目立たせるために背景に色を設定する
文字の変更はできましたか?
ここまでできたら、画像を保存します。
画面右上のエクスポートを押し、画像ファイル(png、gif)を選びます。
エクスポートを押します。
画像のダウンロード先を選びます。
作った画像がダウンロードされているのを確認します。
LINE Creators Market にスタンプを登録します
Googleの検索窓に「ライン クリエイターズ マーケット」と検索すると出てきます。
LINEアカウントを持っていれば、誰でも簡単に無料で登録できます。
電話番号認証か、Googleアカウント(Gメール)で認証できます。
新規登録の画面で設定
- スタンプの詳細:スタンプを選びます。
- クリエイター名とコピーライトを入力します。
- コピーライトとは:簡単に言うと「著作権」のことです。万国共通で©のマークを使います。自分の名前や屋号などを入力して、その後ろに©のマークを付けておけば大丈夫です。
- スタンプのタイトルや説明文は英語での入力が必要になりますが、これもChatGPTに英訳をしてもらえば大丈夫です。「○○を英訳してください」と聞きます。
- タイトルを入れても、既に登録された名前ですと出てしまった場合は、違う名前を考えるか、私の場合は「#1」などをタイトルの末尾に入れています。
- 特集企画:季節や行事などLINEの企画に参加できることもあり、参加するしないは自由に決めてOKです。
- 世界中の人に使ってもらうために、言語を複数にしても良いと思います。
- 「自動で販売を開始」を選びます。
- 設定が終わったら「保存」を押します。
スタンプ画像の登録
- スタンプ画像のタブを開き、編集ボタンを押します。
- 画像をアップロードします。
- アップロードが終わったら、画面下の「戻る」を押します。
- 続いてタブ設定を押します。(特に何もしなくてOKです)
- 販売価格情報のタブを開き、価格を決めます。最低価格の120円から始めて良いと思います。
画像をアップロードできない場合は
LINE Creators Marketから一旦離れて、アップロードする前の画像を開きます。
画像の上で右クリックして画像サイズを変更します。
新規:の欄の大きさが1MB以下になればアップロードできますので試してみてください。
ラインスタンプまとめ
スタンプを作る時の確認
- ラインスタンプは最低8個から作れる
- スタンプの販売単位は、8、16、24、32、40枚で1組
- ラインスタンプを売るには「数打ちゃ当たる」作戦で!
- Vrewの無料プランは1ヶ月で100枚の画像を生成できる
画像サイズは
- メイン画像が240×240ピクセル
- スタンプ画像は幅80~370、高さ80~320ピクセル
- トークルームタブ画像は幅96ピクセル × 高さ74ピクセル
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したラインスタンプの作り方は、初めはややこしく思えたかもしれませんが、何度か作っているうちに感覚的にササッと作れるようになります。
このような販売ビジネスは、とにかく出品数を多くして、その中で「当たり」が出たら稼げると考え、スタンプの出来不出来に一喜一憂せず、どんどん作ってみることをおススメします。
また、このラインスタンプ販売で慣れてきたら、次は絵本やオリジナルグッズの販売にも挑戦してみましょう。
さらには、ChatGPTなどのAIツールのスキルを活かしてブログやYouTubeの運営など、どんどんステップアップしていけることがこのAI副業の魅力です。
「AI革命」と呼ばれている今です!来年からではもう遅い、そのくらいのスピードでAI業界は動いています。
まだライバルが少ない今が始め時です。そのスキルは必ず今後のあなたの力になります!
たくさん楽しんでチャレンジしてみてください。
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